Zenmuse P1 x Pix4Dmapperを工事現場で検証
- GEO担当
- 2021年3月19日
- 読了時間: 2分
更新日:8月29日
DJI社製ドローン「Matrice 300 RTK」に搭載可能な新しいコンセプトのカメラ 「Zenmuse P1」を実際の工事現場にて撮影し、「Pix4Dmapper」で処理を行いましたのでご案内をいたします。
【御注意事項】
撮影画像につきましては実施した時点での各種ファームウェアのため、実際にお手元に届く製品と異なる可能性があることをご了承願います。
サンプル写真の撮影条件
・撮影機体: 「DJI Matris 300RTK」+「Zenmuse P1」35mmレンズ ・撮影方法: 自動飛行によりグリッド飛行による直下視撮影
・ラップ率: オーバーラップ90% / サイドラップ60%にて設定
・対地高度: 80m
・標定点 : 6か所設置
Pix4Dmapperの処理条件
・ソフトウェアバージョン:「Pix4Dmapper」 Ver4.6.4
・処理テンプレート: 3D Maps ・出力データの座標:測地成果2011 (JGD2011)
画像処理結果
前回の検証試験同様に「Pix4Dmapper」の標準的なテンプレートで処理をしましたが、問題なく処理は完了し、各種データ(高密度点群、3Dメッシュ、DSM、オルソモザイク等)の出力が完了をいたしました。
GSDならびにQuality Check画面

カメラパラメータ 初期値(Initial Value)と最適値(Optimized Values)の差が少ないところでステップ1の初期処理の計算結果が収束をしました。

標定点の精度 1つのGCPに対して3枚の写真にて設定をしておりますが、最悪値でも4.1cmに収まっていることから通常利用で問題ないレベルにあると

「Pix4Dmapper」の出力データ(rayCloud画面)




「Pix4Dmapper」の追加出力機能を用いたデータ例



<謝辞>
今回の「Zenmuse P1」の画像処理試験にあたり、撮影データにつきましてはDアカデミー四国を運営されております 株式会社 矢野商店 様よりご提供を頂きました。ご協力をいただき誠にありがとうございました。 【関連記事】 DJI 「Zenmuse P1」で撮影した画像を処理(その1) この記事を読む DJI 「Zenmuse P1」で撮影した画像を処理(その2) この記事を読む









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