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「Pix4Dmapper」でデジタル図化機の作業効率化

更新日:3 日前

UAVを用いた写真測量のSfM処理として多くのユーザー様にご利用を頂いている「Pix4Dmapper」ですが、従来の航空写真測量によるステレオペアマッチングによる成果物作成においても、作業の効率化に利用をすることが可能です。今回はDAT/EM Systems International 社製デジタル図化システム「 Summit(サミット)」に実装されている「Pix4Dmapper」と連動機能についてご紹介いたします。

1.「Pix4Dmapper」側の手順 1)位置情報付きの画像データを「Pix4Dmapper」にて初期処理(ステップ1)を実行します。 2)ステップ1処理完了後に 1_initial フォルダが出来ていることを確認してください。

2.「Summit(サミット)」側の手順 1)オリジナルの写真(jpegフォーマット)を「Summit」側の画像変換プログラムで専用の画像フォーマットに変換します。 2)「Summit」のメイン画面から以下の順番でPix4Dデータのインポート画面に移動をします。 画面移動:File → Import → Pix4D Import (下図参照)


3Dモデルデータインポートメニュー

3)Pix4D Import画面に移動をしたら以下の通り該当するファイルを選択してください。

・ImageFolder:画像フォーマット変換をした写真のあるフォルダー

・Camera File、Exterior File:「Pix4Dmapper」で生成した1_Initilaフォルダー内より選択

・GCPファイル:GCP情報のあるフォルダー

・Destination Summit Project:「Summit」データを出力したいフォルダーを指定

3Dメッシュプロジェクト設定画面:ファイルパス指定

4)必要な情報を入力したら OK ボタンを押すと、「Summit」にて自動的に計算を行い必要な画像処理を実施します。この後は「Summit」の通常手順でステレオペアを作成してください。

航空写真と3Dメッシュデータ表示

3.本手順を行う場合の注意点: 1)「Summit」側で十分な視差が必要になるため、ステレオペアで採用する写真のラップ率は60%程度になるよう組み合わせてください。 2)異なるカメラを使った画像を混ぜてた場合には、「Summit」側で正常にステレオペアを作成できない場合があります。 3)「Summit」側は従来の航空写真測量の手法を想定してステレオペアを作成すること想定されたソフトウェアであるため、従来の航空機撮影の手法に合わせた飛行ルートで撮影することを強く推奨します。

より詳細な手法につきましては、DAT/EM Systems International 社日本代理店である 株式会社キャドシステムズ様 にお問合せください。

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