「PIX4Dcatch」と「TOPCON HiPer CR」の接続を試してみました
- GEO担当
- 8月18日
- 読了時間: 2分
更新日:6 日前
海外のニュースリリースにて「PIX4Dcatch」にて接続可能なGNSS受信機器としてトプコン社の「HiPer CR」が挙げられており、当社にも国内での対応状況について御質問を頂いております。 【Pix4D社のリリース】 https://www.pix4d.com/blog/pix4dcatch-big-three-topcon-trimble-leica/
※トリンブル、ライカの特定機種での対応も記載されております。 【TOPCON社のリリース】 https://www.topconpositioning.com/articles/topcon-launches-cr-h1-handheld-reality-capture-solution-for-maximum-mobility
実際、「PIX4Dcatch」のリリースノート(バージョン2.12.0)ならびに操作画面に使用可能なデバイスにも記載をされていることから、そのまま使用可能ではないか、と思われるかと存じます
【Pix4D社のリリースノート】
結論から申し上げますと「HiPer CR」とBluetooth接続はしましたが、「PIX4Dcatch」のデフォルト設定では正しいオフセット値が入力されないため、正確な精度で位置情報を取得することが出来ません。
これは海外でリリースされた情報に詳細は記載されておりませんが、iPhone Proのカメラ位置と「HiPer CR」側の取り付け位置の関係が「専用のハンドル」で取り付けた場合のみ、「PIX4Dcatch」のデフォルトパラメータで使用が可能との前提となっております。しかしながら、この専用ハンドルにつきましては、国内での販売は未定となっております。
ここで重要となってくるのが、カメラ位置とGNSSの受信機の取り付け位置の関係となりますので、逆に言えばオフセットレベルを入力することで三次元計測ができる可能性があります。Pix4D社のHPにある英文のテクニカルノートを探してみると、参考となる資料がありました。
ここに記載された方法でEMLID社のハンドルにてオフセット値を計測し、「PIX4Dcatch」に手動入力することで、「PIX4Dcatch RTK」として撮影使用することができましたので、ご興味のある方は、ぜひお試しいただければと思います。

【注意事項】 本記事に記載されている事項は当社にて独自に行った実験となりますので、その成果の再現性や確実性を保証するものではございません。同一の組み合わせてご利用になる場合にはお客様ご自身の責任にて行って頂くよう、お願い致します。









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