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PIX4Dmaticがジオイドモデル2024に対応をしました

更新日:5月1日

2025年4月1日より国土地理院では、電子基準点、三角点、水準点等の標高成果を、衛星測位を基盤とする最新の値「測地成果2024」に改定しました。地殻変動で累積した標高成果のズレ等を解消するとともに、衛星測位と陸海シームレスのジオイド・モデル「ジオイド2024日本とその周辺」を使用することで標高成果が改定されました。

【国土地理院の該当ページ】


これにともない、PIX4Dmaticのバージョンアップが実行され、2025年月4日にリリースされたバージョン1.76.0(安定版)で「ジオイド2024日本とその周辺」に対応をすることでジオイドモデルが最新版に対応をいたしました。

【Pix4D社のリリースノート】 https://support.pix4d.com/hc/en-us/articles/360044709531


なお、今回のジオイド修正は、水平方向は測地成果2011と変更はなく、ジオイド「のみ」が最新モデルに変更され、EPSGコード(世界中とは世界中の空間座標系に割り振られた固有の番号)は変更がないため、下記スクリーンショットにある通り、水平座標系と鉛直座標系は既存のEPSGコード(JGD2011)を選択し、ジオイドは最新ソフトウェアバージョンで追加された"JPGEO2024"を選択することでジオイドモデル2024の数値で計算を行うことが可能です。


なお、PIX4Dmapperにはジオイドのオフセット計算機能はございませんので、①国土地理院のジオイド計算サイトで該当地域のジオイド高をご確認の上、ご自身で入力して計算を実行、②楕円体高で計算した後、3D CADソフトウェア側で座標変換、③GCP(標定点)の座標を正解としてPIX4DmapperのGCP/MTPマネージャーを使用して座標変換を行う必要がございます。 【国土地理院のジオイド高さ計算(ジオイド2024日本とその周辺)】専用サイト https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/geoid/calcgh/calcframe.html ※PIX4Dmapperでジオイド高補正を行う場合にはこちらで確認をお願い致します。


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