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【初心者向け】ドローン測量のデメリット

更新日:2021年4月7日



建設業界で活用され始めているドローン測量。

人が立ち入れない場所で測量できたり、航空機や地上で人が測量するよりコストを抑えられたりなどメリットの多い方法ですが、実はデメリットもあります。

ドローン測量をマスターするには、良い面だけでなく悪い面も理解しておきましょう。

そこで本記事では、ドローン測量のデメリットを解説します。

ドローン測量を上手く活用したいと考える人は、是非読んでみてください。



ドローン測量のデメリットを紹介



1:写真に写ったものしか三次元データ化できない


ドローン測量の手法は、写真測量とレーザー測量の2つですが、コストが抑えられる写真測量は、写りこんだ場所以外はデータ化できないというデメリットがあります。

そのため、入り組んだ三次元構造物や樹木に覆われて地面が見えない山でドローン測量を行うのは難しいでしょう。

写真測量が困難な場所を測量する場合は、レーザー測量が効果的です。

ただし、コストがかかってしまうため、予算に限りがある場合は注意しましょう。



2:ドローンが飛ばせないエリアでは測量できない


2015年に改正されたドローン規制法により、私有地であっても空港付近や150m以上の空域、人口密集地の上空などの飛行には許可が必要となりました。

また、首相官邸周辺や原子力発電所など、テロ対策としてドローン飛行が禁止されている場所もあります。ドローン測量を行う際は、事前に飛行禁止エリアではないか調べておきましょう。



3:広範囲や雨の日の測量が難しい


ドローンの動力であるリチウムポリマーバッテリーは、消耗が早く広範囲のエリアを測量しようとすると頻繁に電池を交換しなければいけません。

またリチウムポリマー電池は、湿気に弱いというデメリットもあります。

故障の原因になるため、雨の日の測量は避けましょう。



4:三次元データの作成は、専用ソフトが必要


ドローン測量データで図面や三次元データを作成する際は、専用ソフトを使います。

このソフトは高額なので、初期費用を抑えたい人は無料、またはお試し期間のあるソフトウェアを使うと良いでしょう。

おすすめは、精度が高いと言われているPix4Dmapperで、15日間無料で試せます。


ドローン測量のデメリットを理解して、測量作業を効率化しよう!


いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでいただくことで、ドローン測量のデメリットがご理解いただけたと思います。

ドローン測量の利点を最大限に生かすためにも、デメリットをしっかり覚えておきましょう。


また同時に、ドローン測量のメリットにも触れておくとなおいいと思います。

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