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Mavic 2 Pro で撮影した画像を処理するためのポイント

更新日:2020年10月18日

注:本記事は2019年6月27日に掲載したコラムの加筆版となります。 DJI社のMavic2 Proで撮影した画像をPix4Dmapperで画像処理を行う際、ステップ1(初期処理)で失敗をしたり、処理エラーとなるケースが見受けられます。この現象はMavic2 Proのカメラ特性が考えられるため、当社では以下の2点を修正することで処理ができましたのでご参考にしてください。


1.Pix4Dmapperのバージョンによる事象

Mavic2 ならびにPhantom4 RTKの場合には、緯度・経度・高度情報は写真に付与されたEXIFデータではなく、Jpeg画像の中に埋め込まれた"XMP"と呼べれるメタ情報から画像処理に必要なパラメータを取り込む仕様となっております。このXMPデータの読み込みを正常に行うようにするため、Pix4Dmapperは最新のバージョンをご利用願います。


2.Pix4Dmapperの処理パラメータ修正

Pix4Dmapperの「処理オプション」画面の中にある「校正」タブを開き、校正→カメラの最適化→内部パラメータの最適化の設定を「全て」から「初期設定」に変更をしてOKボタンを押します(下図参照)。


上記に記載の通り、Pix4Dmapperの最新バージョンへのアップデートと画像処理パラメータの修正により、初期処理を正常に終了させることができますので、Mavic2 Proをご利用のユーザー様につきましてはご留意ください。


【追記】

処理オプション の 1.初期処理 を押したときにマッチングと校正のタブが出ていない場合には、画面左下にある「詳細」にチェックをつけてください。


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