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「Mavic2 Pro」で撮影した画像を処理するためのポイント

更新日:6 日前

注:本記事は2019年6月27日に掲載したコラムの加筆版となります。 DJI社の「Mavic2 Pro」で撮影した画像を「Pix4Dmapper」で画像処理を行う際、ステップ1(初期処理)で失敗をしたり、処理エラーとなるケースが見受けられます。この現象は「Mavic2 Pro」のカメラ特性が考えられるため、当社では以下の2点を修正することで処理ができましたのでご参考にしてください。


1.「Pix4Dmapper」のバージョンによる事象

「Mavic2」ならびに「Phantom4 RTK」の場合には、緯度・経度・高度情報は写真に付与されたEXIFデータではなく、Jpeg画像の中に埋め込まれた"XMP"と呼べれるメタ情報から画像処理に必要なパラメータを取り込む仕様となっております。このXMPデータの読み込みを正常に行うようにするため、「Pix4Dmapper」は最新のバージョンをご利用願います。


2.「Pix4Dmapper」の処理パラメータ修正

「Pix4Dmapper」の「処理オプション」画面の中にある「校正」タブを開き、校正→カメラの最適化→内部パラメータの最適化の設定を「全て」から「初期設定」に変更をしてOKボタンを押します(下図参照)。


3Dモデル設定画面:解像度調整中

上記に記載の通り、「Pix4Dmapper」の最新バージョンへのアップデートと画像処理パラメータの修正により、初期処理を正常に終了させることができますので、「Mavic2 Pro」をご利用のユーザー様につきましてはご留意ください。


【追記】

処理オプション の 1.初期処理 を押したときにマッチングと校正のタブが出ていない場合には、画面左下にある「詳細」にチェックをつけてください。

「OK」ボタン付き設定画面:ファイル名、パラメーター設定

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