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GEO担当

ANAFI x Pix4Dreact の組み合わせレビュー

更新日:2021年3月30日

▼目次

ANAFI THERMALについて

Pix4Dreactにて対応可能なParrot社製品ドローンのカメラモデル一覧

ANAFI THERMALで撮影した写真について

Pix4Dreactを使った画像処理



2020年9月に内閣官房から「ドローンに関する セキュリティリスクへの対応について」が提出されたことにより、特に官公庁関係や、インフラ関係の業務に従事をされている事業者様から、DJI社製ドローンの以外のソリューションについてご質問を受けることが多くなっております。 このため前回に引き続き、DJI社以外のドローンの事例として、Parrot社の ANAFI THERMALで撮影したRGB画像をPix4Dreactで画像処理しましたのでご案内いたします。 ANAFI THERMALについて FLIR 社の赤外線センサーとSONY製イメージセンサー(4K画像の取得が可能)を両方搭載したドローンで、主に構造物の熱源観測やホットスポットの調査と高画質画像を組み合わせた調査等で使用することを想定した製品コンセプトになっています。

Pix4Dreactにて対応可能なParrot社製品ドローンのカメラモデル一覧 ・ANAFI

  Anafi_4.0_5344x4016

  Anafi_4.0_4608x3456 ・ANAFI THERMAL(RGB写真のみ対応)

  AnafiThermal_4.0_5344x4016

  AnafiThermal_4.0_4608x3456

  AnafiThermal_4.0_3264x2448 【出典】Pix4D社サポートページ

ANAFI THERMALで撮影した写真について 撮影した画像ファイルの中にはJpegフォーマットのほか、tiff や tfw フォーマットのデータが含まれる場合がございます。Pix4Dreactで画像処理する場合にはJpegフォーマットの画像のみ利用いたします。

Pix4Dreactを使った画像処理 ANAFI THERMALでグリッド飛行をした画像をPix4Dreactに取り込んで画像処理を行いましたところ、問題なく2Dオルソ、DSMデータの作成やPDFフォーマットのレポートなどが出来ました。 画像処理条件  ・写真サイズ:3264x2448ピクセル  ・画像フォーマット:Jpeg  ・撮影枚数:392枚

 ・ラップ率:オーバーラップ80%、サイドラップ60%にて撮影

使用したPC(ゲーミングノートPC) のスペック  ・CPU:Intel Corei7-8750H(ベース周波数 2.20 GHz)  ・RAM:32GB  ・GPU:NVIDIA GeForce GTX1070 with Max-Q design  ・SSD:500GB (空きディスク容量185GB)


Pix4Dreactにて出力をした画面のスクリーンショット(2Dオルソモザイク)

Pix4Dreactの比較画面(2DオルソモザイクとDSM)

【謝辞】 今回の記事作成にあたり、Parrot社の日本代理店「KMT株式会社」 様(KMT DRONE SERVICE)より、ANAFI THAMELで撮影したサンプルデータのご協力を頂きました。この場をお借りして御礼を申し上げます。


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