常日頃からCADデータを取り扱っている企業のなかには、「3Dメッシュを使用するにあたり、どのような工程が必要になってくるのか?」といった疑問を抱えている担当者も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、活用にともなうポイントについて紹介します。
3Dメッシュを活用した業務の取り入れを検討している方は、是非参考にしてみてください。
3Dメッシュの活用例
3Dメッシュを使用するにあたり、どのようなポイントに注意を払う必要性があるのでしょうか?
ここでは、使っていくうえで欠かせないポイントについて解説してゆきます。
自動面生成が必要な理由
ポリゴンメッシュデータを立体化するためには、まず、データに対して面を貼り付ける必要があります。
ポリゴンメッシュデータは、外観こそ立体的なデータだと認識できるものの、厳密には3Dモデル(3Dメッシュ)ではありません。
そのため、ポリゴンメッシュデータに対して、3D化の処理を施すことが求められます。
とくに、3DCADデータとして取り扱いたい場合には、必須の処理工程といえます。
なお、「Geomagic」をはじめとした専用のソフトウェアにて、自動的にサーフェス面をメッシュデータへ貼り付けることが可能です。
自動面の特徴とは
自動面生成とは、ポリゴンメッシュデータに応じて自動的にサーフェス面を生成できる機能となります。
また、自動面生成には、数多くのメリットが存在します。
自動面生成にまつわる具体的なメリットについては以下のとおりです。
■自動面生成のメリット
・従来の3Dデータよりも軽量なため、比較的扱いやすい
・再現性・有用性が高い
・サーフェス面をメッシュデータに貼り付ける工程の手間を省ける
・CADでは表現が難しい形状に関しても、CAD化することが可能
3Dメッシュを活用するには自動面生成が必須となる
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、3Dメッシュを活用するうえでの重要ポイントについてご理解いただけたと思います。
3Dメッシュの活用を検討するにあたり、まずは、自動面生成を実施できる専用ソフトウェアを導入しておきましょう。
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