昨今、測量にドローンを使用するケースが増えていますが、測量を正確に行うには、カメラのシャッタースピードを適した速度に合わせなくてはいけません。
写真がブレて正確に測量できないときは、シャッタースピードが合っていない可能性があります。
この記事では、ドローンで測量を行うときのシャッタースピードについて紹介します。
ドローン測量がうまくいかない方やこれから導入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ドローン測量でシャッタースピードは?
ドローン測量で正確なデータを得るためには、シャッタースピードが合っていることが大切です。
ここでは、シャッタースピードが写真に与える影響やドローン測量での設定について紹介します。
シャッタースピードについて
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことです。
スピードが速いほどシャッターが開いている時間は短く、遅いと開いている時間はそれだけ長くなります。
写真のブレや明るさに影響を及ぼすのが、シャッタースピードです。
例えば、ブレていない写真を撮影したいときは、シャッタースピードを速く設定しますが、シャッターが開いている時間が短いので充分な光が取り込めず、写真は暗くなりがちです。
一方、シャッタースピードを遅く設定すると、写真は明るくなりますが、ブレてしまうことが多くなります。
写真のブレを改善したいときは、シャッタースピードを見直してみるといいでしょう。
ドローン測量でのシャッタースピード
正確に測量するためには、明るさよりもブレていない写真を撮ることが重要です。
カメラに手ブレ補正がついていることもありますが、この機能だけでドローン測量の揺れを回避することはできません。また電子方式の手振れ補正は画像処理ソフトウェアの計算に悪影響を与えることなるので注意が必要です。
ブレを軽減して正確に測量を行いたいなら、シャッタースピードを適正露出の範囲で可能な限り速くすることをおすすめします。
速ければ速いほどブレは抑えられますが、ドローン測量でのシャッタースピードは、少なくとも1/750秒以上に設定するといいでしょう。
ドローン測量をするときは、ブレずに撮影できるシャッタースピードを覚えておくと安心です。
ドローン測量でのシャッタースピードは高速に
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、ドローン測量のシャッタースピードについてご理解いただけたと思います。
ドローン測量では、シャッタースピードを超高速に設定してみることをおすすめします。
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