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熱赤外線画像を処理するためのテクニック


サーマル画像のオルソモザイクにつきまして、Pix4Dmapperでは、写真撮影モード

で取得をした熱赤外線画像をもとに位置情報付きの熱分布マップを作成すること

が出来ます。ただし通常のデジタルカメラで撮影した画像とは異なり、熱赤外線

カメラのセンサー画素数が少なくモノクロ諧調であるため、写真から特徴点を抽出

したり、マッチングを得ることが非常に難しくなります。処理を成功させるためには

以下のような点に注意が必要となります。


1:使用する熱赤外線画像は、最高解像度の静止画像とする(640x480画素)

2:特徴点を抽出するためオーバーラップ、サイドラップともに高い割合で撮影する(90%×90%以上のラップ率)

3:撮影場所は特徴点が多く取れるものにする

4:写真位置情報は必須

5:RJpegフォーマットの写真モードで撮影をする(動画モードは不可)

6:ドローンから直下視での撮影を基本とする Pix4Dmapperでサポートしているカメラの種類は こちら から参照願います。


この状態で撮影した画像から処理をすると処理ができる可能性が高いですが完全性保証することは難しいです(特徴点が十分に取れない場合など)。


熱赤外線カメラの画像処理例 サンプル御提供:株式会社柳土木設計事務所・柳土地家屋調査士法人

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