Pix4Dmapper と MetaShape の比較(1)

最終更新: 4月9日

Pix4Dmapperは、当社が取り扱いを開始をした当初はUAVを用いた写真測量(いわゆるドローン測量)での利活用ではなく、もっぱらアカデミックな利用からスタートをしましたが、今日ではドローン測量の分野においてSfM処理を行うソフトウエアとして多くのユーザー様にご利用を頂いておりますが、一方で国内以外を含めて多くのSfMソフトウェアがあり、特にAgisoft社製のMetashape (旧PhotoScan)との違いを質問されるケースが多くございます。


このため、数回に分けてMetaShapeとPix4Dmapperにて同一写真で画像処理を行った結果をもとに、ソフトウェアにおる処理結果の違いをご覧いただければと思います。なお、本記事の作成に際しては、公平を期すために両方のソフトウェアを使える外部の会社にサンプルデータの撮影から画像処理までを委託して実施をしておりますが、ソフトウェアのご購入の際にはご自身で十分ご確認下さいます様お願い申し上げます。


撮影条件

 使用ドローン:DJI Phantom4 Pro  撮影枚数:349枚

 対地高度:離陸高度から40m(自動飛行)

 ラップ率:オーバーラップ 80%、サイドラップ 75%(計画値)


画像処理方法

 ソフトウェアの通常処理フローに基づいて画像処理を行い、MTP等の合わせこみ処理などは行なわずに、三次元点群、数値標高データ、オルソモザイクを作成しました。なお画像処理はファイルサイズを軽くするため「高速」にて実施をしております。


結果

【オルソモザイク】

全体図では一見して同じように見えますが、赤丸で囲んでいる範囲のようにオルソモザイクを作成する際に歪が発生していることが分かります(ビューワーはGISソフトウェアSISを利用しております)。

MetaShapeで作成したオルソモザイク(上:全体図、下:拡大図)



Pix4Dmapperで作成したオルソモザイク(上:全体図、下:拡大図)



【三次元点群】

処理アルゴリズムの違いが最も顕著に出るポイントで、三次元復元の際に平滑化をして位置合わせを行うため抜けが少ない反面、形状が丸まって出力をされる傾向にあります。3枚目のスクリーンショットは中央付近に排水路があるのですが、エッジの再現が不得意なため、平滑化され再現されていないことが分かります。

MetaShapeで作成した点群データ

Pix4Dmapperで作成した点群データ


次回はそれぞれのデータをGIS/CADソフトウェアを使い、詳細に形状変化の特徴を分析していきたいと思います。

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