GEO担当

2020年10月29日2 分

Navisworksに処理済みデータをインポートをする方法

AUTODESK社より発売されているBIM/CIM向け3DモデルレビューソフトウェアNavisworksへインポートする方法のご相談を受け、以下の方法で取り込みができることを確認しましたのでご案内をさせて頂きます。


 
Naviworksで入力可能なフォーマットの確認
 
Autodesk社のサポートページを確認したところ、インポート可能なレーザースキャンファイルのフォーマットとして以下のような記載があります。
 

 
 ASCIIレーザーファイル 拡張子 *.asc *.txt
 

 
このためASCIIフォーマットで出力された高密度点群データをレーザースキャンファイルとしてソフトウェア側が認識をするため、Pix4Dmapper側の出力をASCIIフォーマット準拠で出力させることでインポートが可能となります。


 
Pix4Dmapper側の処理オプション設定

Pix4Dmapperの処理オプションの「2.点群およびメッシュ」の中に点群のエクスポートフォーマットの指定があります。デフォルト設定ではLASフォーマットとなっていますが、XYZ(+RGB情報)のアスキーデータも指定できますので、この出力フォーマットにチェックボックスをつけてOKボタンを押した後、画像処理を実施します。

AUTODESK Navisworks側で行う手順
 
Pix4Dmapperの画僧処理で出力されたXYZデータを任意のフォルダーにコピーしたのち、拡張子をascまたはtxtに書き換えるだけで白色の点群として読み込みができました。さらにNavisworksのオプションエディタにて下記の設定をすると色情報を読み込むことが可能となります。


 
【オプションエディタの設定】

ファイルリーダー/ASCII Laser/点の色値を使用
 

 
Pix4Dmapperで作成された高精度、かつ高密度点群をBIM/CIM分野の3Dモデル作成をするツールとしてご利用できますので、Naviworksユーザーの皆様は是非お試しください。

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