株式会社マップフォー製
３次元データ計測システム
空間知能技術が現場を変える、未来を描く。
先進的技術が “できる” を増やし、省人化・DX化を推進！
空間知能技術の幅広い産業への実装を目指す株式会社マップフォーが開発した3次元データ計測システムは、
計測業務の効率化や新たなソリューションの提供を強力にサポートします。
■製品の特徴
「人手不足」「コスト高」「煩雑な作業」…その課題、3次元データ計測システムで一気に解決！
＜製品ラインナップ＞
３次元マッピング用のデータ計測システム
SEAMS（シームス）シリーズ
◇車載モデル「SEAMS LX」
従来型MMS（Mobile Mapping System）の１/１０以下のコストで同等精度の３次元地図作成を実現
高いコストパフォーマンス
３次元点群地図作成ソフトウェア「MAP IV Engine」と併用することで、MMSと同等な精度の３次元地図の
作成が可能です。地図情報レベル250（水平位置標準偏差0.12m以内）の精度に準拠しています。
※センサー構成・使用するシステムなどの条件によります。
優れた可搬性
市販のルーフキャリアに設置できるため車種を選ばず搭載が可能であり、レンタカー等でもご使用いただけます。
また、360°カメラの搭載にも対応しています。
高度な位置情報と点群着色精度
MMSでは精度が低下しやすい環境や３次元的特徴に乏しくSLAMが困難な環境でも高精度３次元地図を作成できます。
独自のセンサーキャリブレーションにより、高精度な着色点群を出力します。
◇3次元地図作成ソフトウェア「MAPⅣ Engine」
「MAPⅣ Engine」は車両やバックパック、ドローンに搭載の３D LiDARで計測されたデータから高精度かつ
高速に３次元点群を作成する点群処理ソフトウェアです。
また、その他の機能として、ノイズとなる点群を自動除去する機能や点群の厚みを薄くすることで点群の精度を
上げるシャープニング機能など多彩な機能を有しています。
◇点群認識ソフトウェア「Mapfourmer」
入力された点群を認識し、自動で点群に属性情報を付与するソフトウェアです。
認識には深層学習技術を活用しており、高精度に属性分類します。
SEAMS/MAP IV Engineで作成した点群以外でも処理することが可能です。
<活用例>
①人・車など動的物体をノイズ属性として分類し、自動で除去することができます。
(MAP IV Engine/自動ノイズ除去機能と同等)
②注目したい属性の点群のみ抽出することができます。
移動体ノイズ除去前 移動体ノイズ除去後
点群属性付与前 点群属性付与後
■主な導入メリット
●測量・点検・設計・維持管理における計測工程を
効率化し「短時間」かつ「少ない人工」での対応が可能
●専門知識は不要、誰でも直感的に操作をすることが可能
●業務効率化による人手不足・働き方改革への即効対応
●公共測量レベルの高精度データを「低コスト」で取得が可能
●「インフラ保全」「デジタルツイン」「自動運転用地図の
作成・更新」などの社会的ニーズへの対応が可能
◇ウェアラブルモデル「SEAMS ME」
3D LiDAR、IMU、GNSS受信機、カメラで構成される
歩⾏型３次元データ計測システム。
狭い所や特徴の乏しい環境でも対応。
軽量・コンパクトで可搬性に優れており、トンネルのよう
な特徴量の少ない構造物や複数階の建物でも高精度に３D
スキャンが可能。インフラの経時的変化のモニタリングや
出来高測量といった公共測量にご利用いただけます。
■マップフォー社の技術の強み
マップフォー社の空間知能は、3D LiDAR、カメラ、GNSS、IMU、Radarなどのセンサーを駆使して、物体の認識、地図情報の生成、および位置の推定に最適なデータを取得します。
Mapping 技術
SLAM（Simultaneous Localization and Mapping）は、ロボットや車が動いている環境内で、自身の位置や
向き（位置姿勢推定）をリアルタイムで把握しながら、その環境の地図を同時に作成する技術です。
マップフォー社のLiDAR SLAM技術は、その優れた特性により業界内で評価を得ています。
具体的には：
– GPUを活用したスキャンマッチングによる高速データ処理
– スキャンデータの歪み補正による、鮮明な3D点群生成
– IMU、GNSS、ホイールエンコーダを組み合わせて位置推定の相対・絶対精度を向上させるセンサーフュージョン技術
これらの技術革新により、従来、専用の高価な測量機器でしか達成できなかった高精度な地図作成を、自社の
SLAM技術で実現しました。
Localization 技術
Localization技術は、センサー情報や地図データを参照し、自己位置を高精度で推定する技術です。
マップフォー社では、大きく分けて2つの位置推定技術を開発し、アプリケーションへの適合を進めています:
(1) 3次元地図と3D LiDARのスキャンマッチング
事前にMapping技術を使用して作成された3次元地図に対して、リアルタイムなLiDARデータを照合することに
より位置推定をする技術です。
この技術により、位置推定の誤差をセンチメートル単位まで抑えることができます。
特に、複雑な道路環境や混雑した都市部における自動運転や、自律移動ロボットの高精度な制御に活用できます。
(2) GNSS/IMU複合航法
GNSS、IMU、および車速の情報を統合して位置姿勢を推定するこの技術は、大学との共同研究を通じて培った
センサーデータ補正技術を活用しています。
これにより、従来、高価なセンサーが必要であった高精度な位置推定を、低コストのセンサーだけで実現すること
ができます。
さらに、上記の3D LiDAR技術と組み合わせることで、従来では位置推定が困難と思われていた環境下でも、
精度と信頼性の高い位置推定が可能になりました。
■他社製品との差別化ポイント
★低コスト高精度
従来型MMSの1/10価格で同等精度（車載モデルLXの場合）、公共測量に対応
★専門知識不要・直感操作
誰でも使えるUI、タブレット・スマホ対応
★作業効率化・人手不足対応
計測からデータ処理までワンストップ、DX推進による作業の大幅効率化
★多様な計測環境対応
屋内外・狭所・広域・トンネル・複数階・地下等の多様な環境にも適応可能
★インフラ管理・デジタルツイン・街づくり・自動運転・無電柱化検討への対応
「インフラの点検・保全」や「都市空間設計」「自動運転用地図の作成」「無電柱化施策」等にも活用可能
■よくあるご質問
Q：導入に専門知識は必要ですか？
A：直感的な操作が可能なため、特別な知識は不要です。
Q：どんな現場で使えますか？
A：屋内外・道路・工場・都市空間など幅広く対応が可能です。
Q：既存の点群データにも対応していますか？
A：Mapfourmerは他社データも活用可能です。
Q：点群の精度はどれくらいですか？
A：相対精度は±1cm程度、絶対精度は数cm程度です（SLAM精度・補正状況により変動）
Q：座標系はどのように対応していますか？
A：日本の平面直角座標系（第1〜19系）、MGRS、WGS84、ジオイド高などに対応し、
GCP補正にも対応しています。地図には地域ごとに「ものさし（基準）」が異なる場合が
ありますが、SEAMSは日本国内だけでなく、国際的な座標系にも幅広く対応しています。
■ デモ・ご相談受付中
実機デモや詳細資料のご案内も随時承っております。
ぜひ一度、貴社の現場でその性能をご体感ください。
ご不明点やご要望がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
■会社情報
＜販売店＞
株式会社イメージワン
〒141-0032
東京都品川区大崎一丁目6番3号 大崎ニューシティ3号館6階
電話番号：03-5719-2175（グループ直通）
メールアドレス：geo-inf@imageone.co.jp
HP：https://www.imageone.co.jp/
＜メーカー企業＞
株式会社マップフォー
〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦二丁目8番1号 I-FOREST名古屋伏見
